先日、ようやくFirefoxがiOS向けにリリースされました!
管理人は現在iPhone5cを使用しているのですが、段々とiOSに要求スペックが上がってきたせいか、時々重くなったり固まったりするようになっていました。こういった問題は新機種に乗り換えれば済むのかもしれませんが、出費する前に今自分のiPhoneに負担を掛けているのは、どんなアプリなのかを先に見直したいと思っていました。
どんなアプリが重いのか
管理人は、スマホではあまりアプリを所得したりしません。
使って、SkypeやLine、Dropbox、Facebook、Twitterくらいです。メールは標準のメールソフトを使用しています。また、通信速度制限を回避する為の方法としてブラウザはOperaMiniを、常用しています。
今回リリースされたiOS版Firefoxと比較すると、沢山タブを開いたときに「もたつき」が発生しています。
iOS版Firefoxの使用感
インストールしたてだからなのかもしれませんが、かなりキビキビ動くというのが管理人が使ってみた印象でした。読み込み速度そのものよりも他の動作が軽快で、UIも古いものではなく寧ろ先鋭的で分かりやすく、使っていて気持ち良い使い心地です。
PC版とデータ同期もしよう
モダンなブラウザならお約束だと考えている人も多いのではないでしょうか。ブックマークや開いているタブなどを同期することが出来ます。方法はとても簡単でメールアドレスとパスワードを登録すればOKです。
Chromeベースのブラウザはメモリを沢山使う
OperaMiniは現在、GoogleChromeベースのブラウザです。Chromeといえば、ページ読み込み速度が速く、WEBサイトの表示互換性が高いのですが、開発の度に要求スペックが高くなりメモリを大食いする特徴があります。
使用メモリを低減させるOilpan projectという取り組みはありますが、現時点ではロースペックマシンにはあまり適していないと言えるでしょう。例えば現在使用しているiPhone5Cはメモリが1GBしかなく、これでは幾つかタブを開いているうちに重くなってしまいます。
PCを使用しているときも、Chromeベースのブラウザを使用すると分かるのですがタブを開けば開くほど使用メモリはどんどん増えていきます。一方、Firefoxは増えるには増えるのですがChromeよりは緩やかです。
その理由はタスクマネージャーを開けば解ります。Chromeは、タブの一つ一つが独立したプログラムとして動くマルチプロセス方式なのです。なぜそんな事をするのかというと、1つのページがクラッシュした時にプログラム全体にそのクラッシュの影響が及ばない為です。その為の保険としてこのマルチプロセス方式が採用されているのですが今後Firefoxもこの方式に移行するやもしれません。
使用後の雑感
軽快に動作してくれたことはiPhone5Cを買い換えようかなと思っていた自分にとってはかなり嬉しい事でした。ソフトウェアがどんどん要求スペックを高くして次々と新しいデバイスを買わざるえなくなるのは世の常なのかもしれませんが、今回のFirefoxのように「そんなことしなくて良かった」と思えるようなアプリとの出会いがありますので、やはり色んなアプリを試すというのは良い事なのだなと思いました。
もちろん、いつまでも延々とサポートが切れても固執してしまい時代から取り残されすぎるのはあまり宜しくありません。どんな技術にも賞味期限があって、それを使用し続けるのはセキュリティの観点からも問題があるからです。
それにしても、これまでモバイル端末で使えるFirefoxといえばAndroidやFirefoxOSが殆どだったように思うのですが、今回iOS向けにFirefoxが登場した事によりブラウザの流れは変わるかもしれません。