皆さんは、選択肢ゲームの絵本をプレイしたことがあるでしょうか。管理人は小さい頃、主人公が冒険して「27ページへ進む」「5ページへ進む」などの選択していき、物語を進める本を読んだことがあります。
ページのめくり方は普通とは異なって決まった行き先になるのですが、他の漫画本よりも一冊で色んな楽しみ方が出来たので今となっては良き思い出だと思っています。
思い返してみれば、何もプログラムじゃなくても人の生活には「条件分岐」の概念があります。そして選択肢の数だけ様々な人生があるのです。
「選ばなかった選択肢の向こうには何があったのか?」
人間の人生では推測することしか出来ませんが、既に出来上がった「本」という媒体ならいつでも覗き見る事が出来るのです。
前置きが長くなってしまいましたが本日、選択肢ゲーム「勇者シロラスの冒険」をリリースしました。良くも悪くも安直で簡素で無駄のないシナリオです。プレイする人にとっては理不尽でリアルで笑ってしまう人も居るようです。
実は10年位前に作った拙作なのですが、その頃はHTMLを覚えたばかりで、とてもワクワクしながら作ったのを今でも覚えています。
その頃の作品を今の技術でアレンジし、HTMLコードもよりクリーンにして作りなおしたのがこちらの作品です。ユーザーの負担を第一に考え、必要最低限の軽量な画像と文書、ボタンしか用意していません。
興味のある方、是非プレイしてみてください。