2011年から2018年でThinkpadはどう変わったのか?

管理人はThinkpadを愛用しています。
使っているのは持ち運びやすさと性能の高さが両立できているのがXシリーズで、現在2台を使用しています。

2011年モデルのX220
2018年モデルのX280

7年を経て、Thinkpadがどのように変わったのかを今回紹介しようと思います。

キーボード

Thinkpadといえば、指の疲れない打鍵感の良いキーボードと思う方も多いでしょう。人間工学に基づいて設計されたと言われているキーボードの打鍵感はどのように変わったのでしょうか?

X220は深みがあり、フルサイズなので押しやすいです。キーストロークは約2.4mm。しっかり奥まで押した感じがして気持ち良いと思うくらいの打鍵感です。
こちらがX280のキーボード。
キーストロークは約1.8mmですが、打ちづらいというほどではなく確かな打鍵感があります。

全体的に無骨だったデザインがシンプルで、スペースにもゆとりが出来てお洒落な印象です。


ただ、X220以前の機種はキーの打ちやすさはもちろん、配列にも定評があります。どちらも中央が凹んでいて湾曲しているので、指が引っかかりやすく打ちやすいです。

なお、トラックポイントキャップ(赤軸のゴムキャップ)は、スーパーロープロファイルという規格になり、従来のものよりも短くなりました。

では、次にキー配列を見ていきましょう。

キー配列

X220のキーボード
フルサイズで打ちやすく、Xシリーズでは最後の7列キーボードと言われています。
X220は、Enterキーが紫色なのも特徴的です。
矢印キーの左上、右上にあるのはページ履歴を戻る、進むボタンです。
7列キーボード時代は、Home End PgUp PgDnキーがここにありました。
昔は音量調節も直接ここから出来ました。

X280のキーボード
アイソレーション(飛び石)タイプになり、配列も6列になりました。
全体的にスッキリした印象になりつつも、PrtScキーにははさみのアイコンがついて視認しやすくなりました。
上下左右のキー近くにPgUp/PgDnキーが配置。打ち分けやすくなっています。

こうして比較すると、昔のThinkpadは無骨でも実用的で、それが持ち味だった事がわかります。現在のThinkpadは時代の流れについて行きつつも、必要なものはしっかりと乗せつつ、その上でデザインが刷新されて軽量化やスペック向上が図られて開発されつづけているようですね。

厚みはどうか?

X220:最大厚み約3.5cm
重さ:約1.6kg

X280:最大厚み約2cm
重さ:約1.1~1.2kg

この差は大きいです。
重さは実物を持ってみたらはっきりと違いがわかるくらいの差がついています。

側面の端子について

X220左側面:VGA端子とDisplayPort端子、USB2.0、Expressカードスロット、無線LANのスイッチ
X220右側面:メディアカードリーダー、USB2.0、有線LAN端子、イヤホン端子、盗難防止用セキュリティスロット
X280左側面:充電用のUSB-TypeC、Thunderbolt3、LANポート(ドングル必要)、USB3.0、HDMI端子、イヤホン端子
X280右側面:スマートカードリーダー(オプション)、USB3.0、盗難防止用セキュリティスロット

時代の流れによって、使える端子の数も種類も違いますね。
個人的に残念だったのが、X280だとドングルなしでは有線LANが使えなくなってしまった点です。

裏面もこんなに違う!

ディスク、メモリの増設/換装、キーボードの交換、バッテリーの交換がしやすいです。
かなりスッキリした反面、部品の換装は容易ではなくなりました。メモリもオンボードです。

他、こんな所にもこだわって作られています。

X280:カメラは左右にスライドする蓋があり、物理的にシャットアウトできます。

まとめ

同じに見えて、全然違います!ただ、機能として変わらないものは変わりません。2つのThinkpadを使い比べていると、時代の流れに応じつつ一貫性をもって開発されていることがよくわかります。

もちろん、それでも惜しまれている機能もありますし、だからこそ今回あえて中古市場で人気のX220を買ってみました。(こちらはLinuxを入れて、サブ機として活躍中です。)

新しいから良い、古いからダメ!と判断するのではなく

「ビジネス向けPCとして、どうユーザーを快適にするか?」

様々な考え方があって、その考えが具現化されたものもまた様々で、面白いなと記事を書いていて思いました。

最後になりますが、2つのThinkpadのキーボードを打っている様子を動画でお届けします。