AIを使ってGoogle広告を精査する為のプロンプト
前回は、失敗から学ぶGoogle広告というタイトルでB to B向けに記事を綴りました。AIやコンサルに任せっきりにしてしまうことが、いかに危険で脳死を招いてしまうことなのかは伝わったかなと思います。
今回は、そのAIを「使いこなす」為のお作法といいますか、運用効率を上げるための具体的な方法をご紹介します。広告運用をしばらく進めていると「検索語句レポート」が気になってくると思います。ですが人間、情報が増えてくると処理ができなくなってくるものです。そこで今回は、検索語句、キーワード、除外キーワードの三箇所を見直すワークフローを皆さんにお伝えします。
AIを使う時に気をつけること
AIに対しては、とにかく「要件定義をキッチリ行う」ことを意識してください。ふわっとした問いかけには、掘り下げやランダム性のある解答・・・あるいは中央値をとろうとした解答が返ってきやすいです。もちろん会話を重ねることではじめて見えてくることも多々あるでしょう。
一緒にすり合わせしながら、あなた自身のやり方を見出していくのが一番いいと私は思います。
そのテンプレートとして今回はプロンプト(AIに指示出しをするための構文)をご用意しました。
ワークフローの共通箇所
- 一覧を出す
- CSVとしてファイルをダウンロードする
- そのファイルでカンマ区切りされた情報をテキストエディタで開き[プロンプト]のテンプレートを添えてAIに訊ねる。
※検索語句、キーワード、除外キーワードはいずれもCSVからダウンロードできます。
こんな感じです。
そのため、CSVデータを参照して精査候補を出してもらうためのAIに下記構文を頭に入れてから回答を貰ってください。
検索語句の精査ルーティン
検索語句レポートを見れば、どのような言葉で検索されて表示ないしクリックされ、どれだけお金を使っているのか?
がすぐにわかります。不本意なものは当然、除外キーワードに入れますし、想定外だけど良いなと感じる勝ち筋キーワードはキーワード一覧に追加していきたいところです。
これらは蛇口をあけてみて(例えばインテントマッチとかAI最大化)、初めてわかることだったりもします。
では、さっそくプロンプトをご紹介します。
◯◯の部分は、ご自身の使い方に応じて変えてください。
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Google広告について相談がしたいです。 私たちは◯◯をしている◯◯会社です。 広告を使って◯◯が利用したいお客様を集めたいです。 一日頭の費用は〇〇円です。 【重要な前提】 ・最重要CV:サンクス到達 ・サブCV:問い合わせページ到達 ・クリック数やCTRではなく「CVに繋がるかどうか」で判断してください ・費用対効果を重視してください 先ほど、検索語句レポートをダウンロードしてきました。 このレポートのデータをもとに以下を分析してください。 【分析内容】 1.追加すべき勝ち筋キーワード(CVしている、またはCVに近い意図を持つ検索語句) 2.除外に登録すべきキーワード(費用が発生しているがCVに繋がっていないもの、意図がズレているもの) 【判断基準】 ・費用がかかっているのにCVがない → 除外候補 ・少ないクリックでもCVあり → 追加・強化 ・情報収集・DIY・個人利用・求人・競合 → 除外 【出力形式】 ■追加キーワード "キーワード"(マッチタイプ) ■除外キーワード "キーワード"(マッチタイプ) ※そのままGoogle広告にコピペできる形式で出力してください ※それぞれの判断理由も簡潔に説明してください。 |
キーワード一覧の精査ルーティン
しばらく精査ルーティンを続けていると「現在登録されているキーワードに無駄がないか?」が気になってくると思います。
そこでキーワード一覧に入り、以下のプロンプトを走らせてみてください。
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プロンプト Google広告について、キーワード精査の相談がしたいです。 私たちは◯◯をしている◯◯会社です。 広告を使って◯◯が利用したいお客様を集めたいです。 現在追加されているキーワードのリストをお送りします。 このリストの中から以下の内容をリストアップしてください。 【分析内容】 1.削除すべきだと判断されるキーワード 2.さらに追加したほうがよいと判断される勝ち筋キーワード 【追加するキーワードの出力形式】 ■追加キーワード "キーワード"(マッチタイプ) ■除外キーワード "キーワード"(マッチタイプ) ※そのままGoogle広告にコピペできる形式で出力してください ※それぞれの判断理由も簡潔に説明してください。 |
除外キーワード一覧の精査ルーティン用
除外キーワードも、暫く締めつづけていると「もしかして締めすぎではないか?」という不安も出てくるでしょう。
逆に、締め方が足りない場合もあったり、効率的な締め方が出来ていないかもしれません。そんな時は以下のプロンプトを走らせてください。
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Google広告について、除外キーワード精査が相談がしたいです。 私たちは◯◯をしている◯◯会社です。 広告を使って◯◯が利用したいお客様を集めたいです。 このリストの中から以下の内容を分析してください。 【分析内容】 1.削除すべきだと判断されるキーワード 2.さらに除外したほうがよいと判断されるキーワード 【追加する除外キーワードの出力形式】 ■追加キーワード "キーワード"(マッチタイプ) ■除外キーワード "キーワード"(マッチタイプ) ※そのままGoogle広告にコピペできる形式で出力してください ※それぞれの判断理由も簡潔に説明してください。 |
ポイント
まず自分たちがどういう会社なのか、どんなユーザーと繋がりたいのかをしっかり書いてください。
そして作業効率を高めるために、コピペしやすいようにAIを走らせたいので出力方式も指定してください。
最後に注意事項
いくら要件定義をしていても、AIはあなたの分身ではありません。
別の部屋での会話内容から最適解と思わしき解答をしてくることもあり、あるいは推測をもとに意見してくることもあったりします。
「いや、◯◯というキーワードは実際外せない!」ということも出てくるでしょう。
その時はその旨を、AIにまた伝えてあげてください。
そのすり合わせをキッチリ行う人こそ、本当の意味でAIをツールとして付き合っていけるのです。


