写真撮影時によくやってること

カメラ※管理人はカメラマンではありませんし、詳しい人でもなんでもありません。が、WEB上で発信するならキレイな写真を撮影したいと思っています。取り分け今回はテーブルに乗るような小さなアクセサリーを撮影してるときによくやってることをご紹介します。

大きさを正確にイメージしやすくする

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前回サークル紹介「amnesia」様で使用した写真です。隣に単4の乾電池を置いてわかりやすくしています。
もしここで乾電池がないと、抱きまくらほどのサイズを思い浮かべる人がいても不思議ではありません。

本当に小さなものでも、周囲に比較対象がなければその小ささは何も知らない人には伝わりません。見ている人に伝わるのは、その画像の大きさだけなのです。極端な話ですが、同じバックで自動車が写った画像が上記画像の猫の隣に並んでいたら、ものすごく猫が大きく感じるでしょう。逆に自動車はとても小さく感じます。

そして実物に目を移したとき、想像とのギャップに少なからず驚く人もいるでしょう。

バックペーパーを用意する

バックペーパーイメージ

スタジオでよく使われているバックスクリーンならぬバックペーパー。本格的に大きなものをイメージする方が多いと思うのですが、上記写真のようなA4紙で代用もできます。今回の記事でお伝えしたかったのは「そういうものを使えば邪魔なものがうつらずキレイに撮れますよ」ということです。

落花生 落花生 割った所

アングルを低くしてズームアップする

管理人は普通に写真を撮影するだけでなく、ズームアップして撮影することも意識しています。また、単にズームアップさせるだけでなく出来るだけ沢山のものを映したいので、アングルを低くしています。こうすると臨場感がある構成になってくれるのです。
これらはとあるお寿司屋さんで頂いたお寿司と赤出汁なのですが、それぞれ「通常」「ズームアップ」と異なる視点から撮影しています。

寿司(通常アングル) 寿司(アップ)

赤出汁(通常アングル) 赤出汁(アップ)

活用例としては、FacebookやTwitterでカバー写真を用意する時に有効かと思います。POPを作るときの背景にするのもいいですね。

縦長の写真や動画はできるだけ撮影しない

理由は2つありまして。

まずは縦長の写真って単純に素材として使いにくい事が多いんです。横に並べたりして加工するのなら話は別なのですが、世の中に出回っているたいていの画像や動画って横長です。そこに縦長なものを入れ込むのは実はけっこうやりにくいことで、手間がかかるのです。

そして、縦長よりも横長な写真のほうがしっかりと安定した印象になります。

余談ですがデザインの世界でよく用いられる黄金比は近似値1:1.618、約5:8の長方形であり、この比率を保ったデザインは安定感があるのだとか。管理人は必ずしもこの黄金比を遵守するわけではないのですが横長の長方形というのは心理的に落ち着くため、縦長は避けるようにしています。
・・・とはいえ、デザインは「何をどこに向けて伝えたいか」によって変わるものです。あまりこだわりすぎず、臨機応変にいこうと思っています。