共演者として

vivaldi_redan管理人は、とあるブラウザを応援しております。

ブラウザといえばインターネットをするためのソフトでInternetExplorerGoogleChromeなどを思い浮かべる人も多いでしょう。

私が応援するのは、私たちの友達のためのブラウザ」と呼ばれるVivaldi。
パワーユーザーを念頭に置いて開発されています。

ここで断っておきたいのですが、パワーユーザー向けだからといって決して初心者には敷居が高くて使えないという訳ではありませんし、管理人がパワーユーザーだから応援しているわけではありません。むしろ、パワーユーザー向けに開発された機能が結果としてライトユーザーの人気を引き付けることにも繋がります。

なぜ応援するのか?

それは、ユーザーに本当に良いものを届けようとしている事がよく分かるからです。
開発者は、元OperaCEOのヨン・スティーブンソン・フォン・テッツナー氏。Operaは独自機能を多く搭載したノルウェー産のブラウザで、今も多くのユーザーから支持されています。

使いやすいインターフェイスが特徴ですが、ブラウザ業界が成長するにつれ、大衆向けのシンプルなブラウザへと路線変更することになりました。そしてそれまであったユーザーコミュニティは廃止され、従来までの機能を好んでいたユーザーはOpera難民と呼ばれていました。テッツナー氏はそれを残念に思い、立ち上がります。

Vivaldi.netというコミュニティを創設し、Opera難民たちの居場所を作りました。
そして暫くして、Vivaldiブラウザが誕生しました。

使用感について

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使ってみると、従来のOperaを彷彿とさせるような機能が詰め込まれています。それだけではなく、デザインもモダンスタイルで、新たな独自機能も幾つか搭載されています。

新しいことばかりを追い求めるのではなく、古いものを淘汰するのでもそのままにするのでもない。大切なことは、使う人の気持ちになって考えること。
Vivaldiは、コミュニティのフォーラムへ寄せられた意見やアイデアを収集して更により良いものを生み出そうと努力している会社です。
顧客視点というあらゆる商売の基本を、これでもかという位に体現しています。

ブラウザ業界の現状と、Vivaldiの独自性

ブラウザはコモディティ化していつでも誰でも使える存在となりました。
そうなると寂しいことではあるのですが、画一化が進み、誰でも使えるようにシンプルで似通ったものになっていきます。
そんな中で独自性を失わずユーザーフレンドリーさを併せ持つVivaldiは異彩を放つ存在なのかもしれません。

私もコミュニティのフォーラムへ意見を上げるユーザーの一人です。
自分たちが使うブラウザなのだから、より良いものになって欲しい。
つまるところ、Vivaldi経営者や開発陣が舞台の主演なら、コミュニティはより良いものを生み出す共演者が沢山集まる魅力的な場所なのです。

参照リンク

Vivaldi公式サイト
https://vivaldi.com

Vivaldiコミュニティ
https://vivaldi.net