なぜ「ネットで買ったほうが安い」のか?

なぜネットで買ったほうが安いのか?

皆様はネットショップをご利用された経験はありますか?

もしくは表題のように「ネットで買ったほうが安い」と誰かが言っているのを耳にしたことはありませんか?

今回は「ネットで買ったほうが安い」理由について簡単にご説明させて頂きます。

ネットショップは、店舗の経費を安く抑えられる

小銭イメージ

現実世界では沢山の商品を陳列しようとするとそれだけ店舗のスペースが必要になります。これに伴って陳列棚や販売スタッフの増員、店舗拡張・改装などを行う訳ですが、その為には人件費も家賃も水道光熱費も掛かります。当然、メンテナンスや再入荷をしないと商品は劣化してしまう訳ですからそこにもコストが発生します。特に、足の早い飲食物は細心の注意が必要です。しかも、距離の問題が発生します。そのお店が遠ければ、お客様は手軽にお店にたどり着くことさえ難しいのです。当然、全国展開しようものならコストはさらに高まります。
では、WEB上のネットショップではどうでしょうか?
こちらは、まず前述のような距離の問題はクリアされます。
アドレスさえあれば、誰でもインターネットブラウザで店舗を閲覧することが出来るからです。そして、GoogleアドワーズやYahooリスティングのようなWEB広告、キーワード比率を調整したり被リンク数を追加するSEO対策などを取れば、それだけネットショップの露出が高まります。
「検索したら現れる」「閲覧履歴があれば現れる」といった具合に、お客様とネットショップの距離はより近いものになります。
更に、商品の詳細や画像イメージ、金額などは一度掲載してしまうとすぐに分かるので繰り返し何度も販売スタッフが同じ説明をする必要はありません。(説明を読まずにすぐに質問するタイプのお客様には対応しなければいけませんが・・・)
ネットショップは、それ自体がお客様窓口であり商品カタログでもあるのです。
もちろん、現実世界では場所をとるような重たいモノでも、ネットショップなら写真と文書を掲載するだけです。もっと言ってしまえば、在庫を必ず持っていなければいけないという訳ではありません。「注文が入ってからメーカーに在庫を確認する」スタイルや、あるいはドロップシッピングのような販売形態も最近では登場してきました。
以上のような理由から、店舗拡張に伴うリスクは、格段に低くなるのです。

ネットショップは、価格競争に巻き込まれやすい性質がある

ネットショップで見積もり比較

さらに、ネットでは価格比較が簡単に行えることも忘れてはなりません。
現実世界では「相見積もり」で異なるメーカーからお見積りを頂いて比較するのに対し、ネットショップではパソコンの画面をマウスクリックで切り替えるだけで価格比較が簡単に行えてしまいます。
これにより、価格競争が進むとそれだけ商品の市場価格は下がってしまいがちなのです。ヒット商品なら尚のことです。
もしもあなたがネットショッピングをされる際は、掲載価格を低くしすぎてしまわないように注意しておきましょう。
素晴らしい価値のある商品も、利益が見込めなくなったら商品として機能はせず、いつしかそれを探してやってくるお客様の目につかない所に追いやられてしまうかもしれないのです。